「ワキガは不潔が原因」という悲しい誤解。

このように清潔を保つことによってワキ臭はある程度まで軽減することはできますがワキガ体質の場合は、それだけでは根サイト的な解決にはなりません。

しかも、正しい知識や情報が、一般的にはほとんど知られていないので、「ワキガは不潔が原因」と誤解をしている人も少なくないどころか、むしろそう思っている人の方が多いかもしれません。

これではワキガ体質の人やその予備軍の人が肩身の狭い状況になってしまうのも無理のないことです。

ニオイと汗の悩みは、サイト人にとっては本当に切実なものです。

普通以上に清潔な暮らしをしているにもかかわらず、日に何度もシャワーを浴びたり、着替えをしたり、何種類もの制汗剤やコロンなどを常備しながら「自分はまだ清潔に対する心配りが足りないのかも」と思っている人がいるとしたら、本当にお気の毒です。

サイト書を手に取られたあなたも、そうして1人で悩んでこられたのではないでしょうか?※ワキガ臭は、こうして発生します。

ワキガ臭の原因とは一体何なのか? ここではそのメカニズムについて勉強したいと思います。

私たちの肌の表面には「汗腺」というものがあります。

「ワキ汗,ワキ臭チェック」でも簡単に触れましたが、この汗腺には2種類あり、ひとつは「エクリン汗腺」、もうひとつはアポクリン汗腺」と言います。

これに加えて「皮脂腺」という器官があり、これら3つの器官から出る分泌物がワキガに関係しています。

ワキガとは、汗腺類からの分泌物(脂肪分やタンパク質)が皮膚の常在菌(細菌)によって分解され、ワキガ臭となる強い腐敗臭を発生するということなのです。

それでは、さらに詳しく、それぞれの器官の働きや特徴を説明しましょう。

●エクリン汗腺。

エクリン汗腺は全身に分布しており、直径04ミリという小さな組織であることから「小汗腺」とも呼ばれています。

皮膚表面から1~3ミリと、比較的浅い部分にあり、皮膚表面に開口して汗を分泌しています。

暑いときや運動時にかく、あの汗です。

ここから分泌される「エクリン汗」は、皮膚表面で蒸発することで、熱を発散させる働きがあります。

暑いときに汗をかくのは、これによって体温を下げるのが目的です。

成分の99%は水分で、わずかに塩分を含み、汗自体は無色、無臭でサラリとしているのが特徴です。

「汗臭い」と言われるのは,かいた汗をクリアネオでおさえることもせず、そのままに放置することで、皮膚上で雑菌が繁殖し、ニオイの原因になっているのです。

土埃と入り交じったニオイの場合もあるでしようこの汗腺は皮膚の1センチ四方に平均100個、全身で約230万個も存在すると言われており, 一日に平均なんと?2リットルもの汗を出しています。

一つひとつは小さな存在ですが、実はかなりの働き者です。

ちょっとした気温の変化や精神的な緊張などで、すぐに汗をかいてしまう汗っかきの人は、このエクリン汗腺の働きが活発な人ということが言えます。

もちろん、多汗症のカギを握るのもこのエクリン腺です。

·アポクリン汗腺。

もう一つのアポクリン汗腺は、エクリン汗腺の10倍ほどの大きさがあり、そのため、「大汗腺」とも呼ばれています。

エクリン汗腺より皮膚の深いところにあり、開口部は毛穴につながっています。

そのため、ワキ、耳の中、乳首、へその周辺、陰部など、体毛の濃いところにだ します。

なぜか頭皮には存在しません。

「アポクリン汗」はエクリン汗と比べると、分泌量が少なく、成分に脂肪やタンパク質色素、蛍光物質などを含み、少し粘り気があるのが特徴です。

一度,汗をかくと24時間ほど活動を休止するという点からも、エクリン汗腺とはかなり違った働きをしていると考えられていますが、まだはっきり解明されていない点が多いのも実情です。

ただし、ストレスや精神的な緊張だけでなく,性的な興奮などでも発汗することや,汗腺が限られた部分だけに分布していることから、フェロモン分泌管としての働きもあるようです。

多くの動物は 決まった時期になると、子孫を残すためにパートナーを求める行動に出ます。

そのために特殊なニオイを持つフェロモンを出して、異性を惹きつけようとするのです。

私たち人間も動物の一種ですから,太古の昔にはこうした習性を持っていたとも考えられます。

しかし、知能や文明の発達によって繁殖期というものが失われ,それと同時にアポクリン汗腺も、その存在意義が薄れてしまったのかもしれません。

その果てに魔者扱いされてしまう羽目になるとは、動物の一種としてみると,皮肉な進化を遂げてしまったものですね。

·皮脂腺。

アポクリン汗腺と同様、毛穴に開口して脂肪分を分泌する器官です。

ここから分泌された脂肪はエクリン汗と混ざり合い、皮膚表面に薄い膜をつくり、肌を保護する役割を持っています。

皮脂の分泌量が多過ぎると、肌がベタつきオイリー肌となりニキビの原因になり、少な過ぎると乾燥肌になるなど、女性の肌トラブルの多くが、この皮脂腺に深く関係しています。

汗を分泌する汗腺とは別ものですが、当サイトでは便宜上「汗腺類」として扱っています。